2006年09月28日

プラザ合意(1985年)

1970年代に長い間、低迷していたアメリカ経済を抜本的に立て直すために、当時のレーガン大統領は新しい経済政策を発表しました。

おおまかにあげると次の4点。

 1.歳出削減(非国防支出を大幅削減、しかし国防費は増額)
 2.大幅減税(所得税を3年間で10%削減)
 3.規制緩和などの経済再建プラン
 4.安定的なマネーサプライ

このプログラムは「レーガンによる経済学」として「レーガノミクス」(レーガン+エコノミクス)と呼ばれていました。

財政赤字による資金不足を解消するために、高金利政策をとったのですが、その結果、世界中の資金がアメリカに集まり、ドル高を招いてしまいました。
2度のオイルショックを経て、1米ドル=180円を割り込んでいた米ドルは、82年には1米ドル=265円まで高騰。
ドル高になるとアメリカの対外輸出力は弱くなります。(日本も同じですね。円高になると対外輸出力は弱まります)
逆に輸入が拡大し、貿易赤字や経常赤字が極端にふくらんでしまいました。
これが、いわゆるアメリカの「双子の赤字」です。

強くなりすぎた米ドルの相場を更正するために、1985年、ニューヨークのプラザホテルで先進国5カ国(G5)の財務相が会合し、5カ国の協調介入により円高・ドル安に誘導することが決定されました。
ホテルの名にちなんで「プラザ合意」と名付けられ、歴史的な出来事となっています。
G5は1米ドル=200円前後に誘導したかったようですが、結果は米ドルは下落しつづけ、94年6月にはついに100円を割り込み、95年4月には1米ドル79円75銭という史上最安値をつけてしまいました。
1985年から1995年まで、じつに10年間も円高・米ドル安のトレンドが続いたのです。

相場というものは、政治的な思惑をはるかに超えて、長期的なトレンドとなりやすい傾向があります。
日々、為替レートは動きますが、この長期的トレンドにのりさえすれば、FX取引で大きな成果を納めることができるのです。

円安トレンドはまだまだ始まったばかりという予測もありますが、これからもいろいろと勉強しながら、トレンドを見極めたい!と思います。
posted by よよか at 11:58| 歴史に学ぶ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アジア通貨危機(1997年)

1997年5月14日〜15日、2日間にわたり、タイバーツが暴落。
理由は、アメリカの投資家ジョージ・ソロス率いるヘッジファンドが大量にタイバーツの売りをしかけたからです。
当時、タイバーツは米ドルとの連動相場制(ペッグ制)でした。
つまり、米ドルが強くなるとそれに連動してタイバーツも強くなります。
1997年、アメリカは好景気でドル高だったので、タイバーツは実力以上の高値圏にありました。
実態とかけ離れた通貨の強さは、輸出の不振を招くなど経済的にはマイナスです。

ヘッジファンドはそこに目をつけ、大量に空売りし儲けようとしたのです。
もちろん、タイ政府は、バーツ買い介入したのですが、巨額な資金を運用するヘッジファンドの力はあまりにも大きく、変動相場制(フロート制)に移行しました。
その後もタイバーツは暴落し続け、ついにIMF(国際通貨基金)から金融支援を受けざるをえなくなりました。

これを発端とし、インドネシア、フィリピン、マレーシアなど米ドルとの連動性を採用していた東南アジア各国はヘッジファンドなどの大量投機売りによって、通貨危機にみまわれたのです。

現在、経済発展がめざましい韓国でも97年後半には韓国ウォンを大量に売り仕掛けられ、10月から12月にかけて、たった2ヶ月間で40%も下落し、IMFの管理下におかれてしまいました。
韓国の場合は、これを機に財閥解体など構造改革をすすめたので、どの国よりも早く経済建て直しに成功しています。
posted by よよか at 11:56| 歴史に学ぶ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アメリカ同時多発テロ発生

2001年9月11日、ニューヨークのワールドトレードセンター(WTC)のツインビルに、民間航空機が激突。
あまりにも衝撃的な映像は、忘れることができないほどでした。

このアメリカ同時多発テロ発生のニュースで、前日には122円台だったドル/円は1日に4円近くも下落、118円台になりました。
もともと「有事のドル買い」と言われ、戦争や災害に強い通貨とされてきましたが、同時多発テロではアメリカ自国で被害にあったため、当初はドル安に動きました。

しかしその後、日銀などが市場介入でドルを買い支えたので9月末には120円台まで回復。

10月8日、同時多発テロの報復としてアメリカは、アフガニスタンは武力行使、あっという間に勝利をおさめ、強いアメリカを象徴するかのように、年末にはテロ以前よりもドル高の131円になっています。

しかし、アフガニスタン武力攻撃で成功を収めた後、大量破壊兵器を保有すると言う理由から始まったイラク戦争は、現在、大量破壊兵器などなかったのでは?という否定的な見方が多く、テロの懸念が払拭されない米ドルの不安要素となっています。
posted by よよか at 11:54| 歴史に学ぶ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

原油価格高騰(2004年)

2003年3月に開始された、米英軍によるイラク攻撃は、世界の原油相場を大幅に上昇させました。
どれだけ上昇したかというと、4倍以上にも!

イラク攻撃により多くの油田が破壊され、操業停止状態になりました。
イラクは世界有数の産油国だったので、原油供給量は大幅に減少し、1998年末に1バレル=10米ドル台だった原油は2004年末には50米ドルまで上昇したのです。
その後、原油価格は落ち着きを取り戻したのですが、2006年8月には過去過去最高値の78.40ドルになり、現在では60ドル前後で取引されています。

これほどまでに原油価格が上昇したのは、イラク攻撃だけでなく、中国経済発展による原油需要の拡大も原因だと言われています。
経済成長率が9%という急ピッチで発展が続いていた中国は、エネルギー消費量も急ピッチで上昇し、
中東などからの輸入に依存してきたので、原油価格がうなぎのぼり。

原油相場は為替レートに大きく影響します。
原油を産出している国の通貨は(豪ドル、NZドル、カナダドルなど)は上昇する傾向にあり、アメリカなど原油を大量に消費している国にとっては、原油高はマイナスに働きます。

1970年代に起こったオイルショック時にも米ドルは大きく下落しています。
歴史は繰り返すと言いますが、いずれにしても為替に関わる以上、原油相場の動向はいつもチェックしておきたいですね。
posted by よよか at 11:52| 歴史に学ぶ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アメリカ貿易赤字拡大(2004年)

近年、アメリカの貿易赤字は拡大し続けています。
毎年のように過去最悪の数字を記録していますが、なかでも中国との貿易による赤字は、赤字全体の4分の1を占めるほどです。
アメリカにとって中国製品は値段が安く、品質もそれなりに受け入れられるもので、さらに中国が世界貿易機関(WHO)に加盟したことによって、対米輸出は拡大しました。

ブッシュ大統領はこの貿易赤字縮小のためにドル安を容認している発言を繰り返ししており、貿易赤字=米ドル安の構図は当面続きそう?です。

1980年代には日本との貿易赤字が問題視され、「日米貿易戦争」と言われるほど深刻で、「プラザ合意」で急速な円高・ドル安をもたらしました。

アメリカは現在、中国に対して人民元の切り上げを要求していますが、果たして、いつ切り上げるのか?注目されています。
徐々に、市場の変動に元がついてくるようにはなっていますが、近い将来、完全に変動型に変わるかもしれませんね。

これを見込んで中国元を買っている投機筋もあるようですが。。。。さて?
posted by よよか at 11:47| 歴史に学ぶ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オキテ1

FXへの投資は余裕資金で!!余裕期間で!!

外貨で運用する投資には、必ず為替レートの変動というリスクがあります。
元本は保証されないばかりか、トレンドを見誤ると大きな損失をこうむることに!

近い将来、使う予定のあるお金を投資するのは、時間的な制約があるという意味でもリスクになります。

誰しも損はしたくないに決まっていますが、FXに投資するお金は、なくなってもかまわないと思うくらいの余裕資金で始めましょう!

気持ちに余裕がない投資は、判断にも迷いが出たりしてうまくいかないケースが多いようです。

FXに投資するお金は、余裕資金で、余裕を持った期間で投資しましょう!
決して、生活資金をつぎ込んでまで取引してはいけません!
ましてや、借金してまでやってはいけません!!
posted by よよか at 11:37| キモに命じること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オキテ2

ポジションは持ちすぎるな!

FXは少ない資金で始められるので、ついつい買いすぎてしまう傾向にあります。
取引会社によって違いますが、大体10万円前後の保証金で、1万通貨の取引ができます。(レバレッジ10倍の場合)
利益が上がれば大きい反面、損失も巨額になります。

マージンコールがかからないように、口座にある資金の1/3程度のポジションで投資しましょう!
間違っても、めいっぱいポジションを持ってはいけません!

保証金額分を投資したと思うのではなく、常にポジション分の投資をしているということを意識しておくこと!
つまり、10万円の投資ではなく、1万通貨(米ドルの場合、約118万円)の投資だと肝に銘じておきましょう!


マージンコール・・・・
株式の信用取引でいうところの「追証」
為替差損が一定以上に大きくなった場合、取引会社から保証金の追加を求められます。
期日までに保証金を追加できなかった場合は、強制決済される。
取引会社によって変わってきますが、マージンコールがかかって強制決済(ロスカット)された場合、投資資金は約1/4になってしまいます。100万円がたったの25万円に!
会社によっては0円に!

マージンコールがかからないように、口座には保証金の3倍程度の資金を残しておきましょう!

リスク管理は徹底しておくこと!
マージンコールは怖いよ!!
posted by よよか at 11:35| キモに命じること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オキテ3

頭としっぽはくれてやれ!


誰でも一番安いところで買って、一番高いところで売りたい!

だけど、現実は厳しいです! 相場はプロにも読むのが難しいです。

株もそうですが、FXも欲をかきすぎると結局は大損をしたり、大チャンスを逃してしまうはめになることが多いです。
頭としっぽはくれてやれ!とは頭(高値)と尻尾(底値)を深追いするなという有名な教訓です。

欲はかきすぎるな!ほどほどに利益が出たら、そこで満足すべし!

よよかの場合、頭と尻尾どころか、肩とお尻までくれてやって、結局、胴部のみのしょぼい儲けだったりすることが多いですが、そこそこ満足してます。
というか、悔しがってもしかたがないです。

ストレスなくトレードするためには、頭としっぽはいりません。


posted by よよか at 11:32| キモに命じること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オキテ4

危険を感じたら、さっさと逃げろ!

頭ではわかっていても、なかなか行動を起こせないというのが、FXで負ける人のいいわけ。

あとで、チャートを見たりして「あー、あの時こうなるだろうと思っていたのに、どうして行動を起こさなかったんだろうか?わかっていたはずなのに!」と地団太踏んで悔しがることしきり。

上がればまだまだ上がり続けるだろうと考え、下がればもうこれ以上は下がらないだろうと期待するのが人間の心理ですが、相場はそんなことはかまっちゃくれません。

上がり続けたら、ひとまず冷静にチャートを眺めて見ましょう!
そろそろ下がるかも?と思ったら、欲をかかずに逃げること。
そろそろ上がるだろうと淡い期待を持ってはいけません!

儲けそこないは損ではありません!
posted by よよか at 11:30| キモに命じること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オキテその5

わからない時は近づくな!


相場には大きく分けて3つの動きがあります。
上がるときと、下がるとき。 もうひとつがもみ合う時。

何度も取引をして、慣れてくるとポジションを持っていないときは何となくさみしく感じます。
ポジションがあれば、スワップももらえるし(払う場合もありますが)、為替レートの変動に一喜一憂。
怖いけど楽しいスリル満点な日々を送れます。

買おう、あるいは売ろうと思い、チャートを見たりするのですが、もみ合っている時は上に動くのか、下に動くのか全然わからない時があります。
そういう時は、休むこと。

休むも相場。

相場はなくなりはしません。 チャンスはまた訪れます!
posted by よよか at 11:27| キモに命じること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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